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2008年2月11日 (月)

酒呑童子を成敗した天下五剣の名刀≪童子切安綱の伝説≫--鳥取県伯耆町大原

Ca390039 鳥取県伯耆町大山(だいせん)麓の大原地区の村はずれに大原安綱の碑がひっそりとあります。安綱は平安時代中期の日本を代表する名刀鍛治で、伯州刀工の始祖と云われており、日本刀独特の「反り」を広めた人物としても伝えられています。

安綱の作で最も有名なのが、源氏代々の宝剣・国宝「童子切(どうじぎり)」。天下五剣の一つに数えられる銘刀です・・・

Ca390034 ここ八郷の大原地区には「大原安綱」という平安時代の有名な刀鍛治で、伯州刀工の始祖と云われる人の碑があります。

安綱の作で最も有名なのが、源氏代々の宝剣・国宝「童子切(どうじぎり)」。天下五剣の一つに数えられる銘刀です。

また平治物語に登場する平家代々の守り刀、銘刀「抜丸(ぬけまる)」は安綱の子である真守の作と伝えられています。

と、まあ、このくらいまでしか知らなかったので、今日は改めてお勉強に現地まで来て見たのでした・・・。ささ、お勉強開始(笑)・・・

Ca390036 大原古鍛治発祥の地という解説看板があったので、そのまま内容を・・・。

大原古鍛治発祥の地

鳥取県西伯郡伯耆町大原
(伯耆国会見郡大原)

一、
安綱(大同)(806年)→真守(慶祥)(848年)→守綱(寛平)(889年)→真綱(承平)(931年)・有綱・安家、 真綱→安守(応和)(961年)→友安(長徳)(995年)

二、
安綱は伯耆古鍛治の始祖で反りのある日本刀の創始者である。現在天下五剣中の絶品と称されている国宝童子切安綱(東京国立博物館蔵)の作者である。太平記(1317年)に「この太刀は伯耆国会見郡に大原五郎太夫安綱という鍛治あり一心清浄の誠を至しきたえ出したる剣なり」とある。

三、
真守(さねもり)・大原真守刻名の太刀が数振り現存しているが代表作は抜丸と称されている名刀である。平治物語記述によれば「この太刀は嵯峨天皇の勅命により伯耆国大原に住する真守の作であり、初めは木枯と呼ばれていたが、ひとりでに抜け出して平忠盛の危急を救ってより抜丸と改名されて平家累代の守り刀として重宝されたとある。

四、
当地方は良質の真砂砂鉄の産地であり、大山寺とのかかわりにより平安時代(古刀期)にこの地で現在に伝わる多くの国宝・重要文化財・重要美術品級の名刀が大原鍛治一門により鍛え出されている。

とありました。

以降はネットなどから調べたまとめ≪小耳アワー≫です・・・。

酒呑童子を成敗した天下五剣の名刀
≪童子切安綱の伝説≫

丹波の大江山という所に酒呑童子(しゅてんどうじ)という、角が5本、目が15個もある大鬼が住んでいて、貴族の娘達を次々とさらっては食べていた。帝の命により時の豪傑として知られていた源頼光率いる四天王たちは討伐隊を結成し鬼退治に出かけることとなる。まず神々に必勝祈願をしたのち、山伏に変装して大江山へと向かった。

途中、3人の老人と出会い(石清水八幡、住吉明神、熊野権現の化身たち)様々な力を授かり、いよいよ酒呑童子との戦いに挑む。

酒呑童子を油断させて酒(神々の化身から授かった毒酒)を呑ませ酩酊している隙に鉄の鎖で縛り、大原安綱作の太刀を一振りし首を刎ねた。首のない酒呑童子はなおも襲い掛かってきたが、星甲(これも化身から授かった甲冑)が身を守ったという。こうして大原安綱作の太刀と、神々の力に守られながら、頼光たち四天王は酒呑童子を成敗したという。それ以来、大原安綱作のこの名刀は「童子切」「童子切安綱」あるいは「鬼切」と呼ばれるようになった・・・らしい。

童子切はその後も、足利将軍家から、豊臣秀吉、徳川家康ら時の武将らへと渡り続け、松平家の家宝として継承され、現在は国宝として東京国立博物館に所蔵されている。

平治物語に登場する平家代々の名刀
≪抜丸の伝説≫

抜丸(ぬけまる)は、大原安綱の子である真守(さぬもり)の作と伝えられる平家伝来の名刀で、源平盛衰記にも登場する。元々は伊勢に住む貧しい男が伊勢大明神のお告げにより授かった不思議な力を持つ刀で、猟に出れば獲物を逃すことは無く、大木に掛ければ大木が一夜にして枯れることから「木枯」と呼ばれていた。この噂が広まり、時の伊勢守であった平忠盛の手とする所となる。

ある日、平忠盛が六波羅池殿で昼寝をしていると池から大蛇が現れ襲い掛かろうとした。その時、枕元においてあった刀(木枯)が自らサヤから抜け出し、大蛇を追い払ったという。以来この刀を「抜丸」と呼ぶようになった。

その後、忠盛の子である頼盛に渡され、平治の合戦では頼盛があわや兜を敵の熊手に押えられたところを、柄ごと抜丸で切り落とし難を逃れたという。

伯耆国のたたら製鉄と刀鍛治
≪名刀のふるさと伯耆≫

大原安綱の碑のある鳥取県伯耆町には古くから鬼伝説が残っています。この地ではまた、たたら製鉄も盛んに行われてきました。この地に語り継がれる鬼伝説によると、赤鬼、青鬼とは、山奥深くで働くたたら鍛治の顔色が赤や青の炎に照らされる様をいったのではないかとあります。良質の鉄の産地、たたら製鉄の技、刀鍛治の技、これらが一体となって、国宝級の名刀が当地から多数作り出されたのでしょう。

【GPS情報】大原安綱の碑(鳥取県伯耆町大原)
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.22.52.56&lon=%2b133.26.47.79&fm=0

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