銘柄米「八郷米」の産地 大原千町≪大蛇と大ムカデの伝説≫--鳥取県伯耆町番原・植松神社
【祭神】誉田別命(ほんだわけのみこと)、思兼命(おもいかねのみこと)、稚日女命(わかひめのみこと)、そして、大躰神(だいだいじん)。
このヒョロっと背高ノッポの神社、ちっょと小っちゃいけれど、実は古くは、大山領12ヶ村の氏神とされ、神田1町歩余を持っていた由緒ある神社なのです。また、この神社の社殿には、こんなに見事な大蛇の彫り物が奉納されています・・・なぜ???
今でこそ立派な水田が広がる八郷米の産地「大原千町」ですが、昔からそうだったのではありません・・・。
昔々、この地の守り神だった大蛇を、どからかやってくる大ムカデが長年苦しめていました。
あるとき、農地開拓をしに大躰神(だいだいじん)様がいらっしゃいました。
大躰神様は、この地の守り神の大蛇が困っていると聞き、大ムカデを退治し、大蛇を救ってくれました。
大蛇はたいそう喜び、恩返しをしようと考えました。大蛇は、その自慢の力で一夜にして井手(用水路)を作りました。しかし、大蛇は過労で息絶えてしまいました。
大蛇の作った井手は大山の伏流水を裾野まで運び、辺りを良質の水田に変えました。こうしてできた良好で広大な農地は「大原千町」と呼ばれるようになったそうです。
大原千町を静かに望む番原村の入り口にある「植松神社」。その社殿には、今も見事な大蛇の彫り物が奉納されています。
皆さんは鳥取県を代表する銘柄米「八郷米(やごうまい)」を食べたことはありますか?
皆さんは鳥取県を代表する銘酒「八郷(やごう)」を呑んだことはありますか(笑)
大山の厳しい自然と伏流水と、大山黒土(くろぼく)が創りだす、大自然の旨み。
大蛇さん、ありがとねぇ~!!!
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コメント
素敵な神社ですね。神社好きにはたまらんかも。
今日は、岡山からフォトジェニックツアーなご一行の団体バスが、岩立集落の上のあたりで集団でカメラ構えていらっしゃいました。
これもまた、フォトジェニックな感じですね。
投稿: せれん | 2008年2月12日 (火) 01時44分
ここの神社のある番原は桜の名所です。
春になったら、いしょに花見しましょう~(笑)
昨日、福岡堤と上野池に行きましたが、
逆さ大山を写そうとするカメラマンさん
数人に出会いました。
世の中はフォトジェニックな感じですかね。
投稿: snobuy | 2008年2月12日 (火) 10時11分
県道から番原に入る交差点のところかな?
薄っぺらいなぁって見てたけどそうなんだ・・・
投稿: さたつ | 2008年2月13日 (水) 09時10分
わーいいい!!ぜひに~。
まだ、番原の桜は見に行ったことがないです。あのあたりの、地理はまだ把握できてなくて。
わーい!わーい!
投稿: せれん | 2008年2月13日 (水) 18時46分
そうそう、バス道の、
番原の桜並木の近くです。(って、物凄いローカル話)
春には毎年、会社で花見を2回します。
・番原の桜並木
・法勝寺川のほとり
どちらでも、好きなほうへお出かけください(笑)
投稿: snobuy | 2008年2月13日 (水) 19時25分
桜が咲く頃はこんな感じ・・・
http://furusato.sanin.jp/p/8/8/#textimg2535
http://web.sanin.jp/p/daisenking/1/6/22/8/
投稿: snobuy | 2008年2月13日 (水) 19時28分